億万長者になりたい方へ。「バフェットの銘柄選択術」を徹底紹介!

億万長者をめざす バフェットの銘柄選択術
億万長者をめざす バフェットの銘柄選択術

こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!

世界の富豪番付で何度もトップになっていて、「投資の神様」として知られるウォーレン・バフェット。

投資をかじっている人で、ウォーレン・バフェットの名を知らない人は居ないでしょう。いや、投資をしていない人でも、これだけの大投資家であれば知らない人は居ないかもしれないですね。

今年2021年の3月には、アメリカの株高の効果もあり、個人資産がなんと1000億ドルを突破しています。これ・・・約10兆8000億円ですよ!

もし、投資で億万長者になりたい!というのなら、ウォーレン・バフェットの投資手法を学ぶことは必須だと思いませんか?

億万長者をめざす『バフェットの銘柄選択術』は、ウォーレン・バフェットの銘柄選択術を詳細に書き記した超実践的な本です。早速内容をご紹介します。

Contents

億万長者をめざす『バフェットの銘柄選択術』は超実践的

ウォーレン・バフェットに関する本は沢山出版されています。偉大な投資家でもあり、実業家・慈善家でもありますし、その本の多くは、人柄や、名言、思想などを記したものです。

もちろんそうした本は読んでいて勉強になりますし、感銘を受ける内容なのですが、実際の株式投資において実践できる具体的なノウハウが書かれているわけじゃない本が多いです。

それに対し、この億万長者をめざす『バフェットの銘柄選択術』の特長は、非常に実践的であるということです。

前半の「基礎編」と後半の「応用編」に分かれている構成になっています。

「基礎編」では、ウォーレン・バフェットがどのように優良企業を見極めているのかが書かれています。「応用編」では、ウォーレン・バフェットが投資をする際に、どのようにして妥当な株価を算出しているのかが数式と共に解説されています。

それぞれ、紹介していきますね。

ウォーレン・バフェットの銘柄選択方法とは?どのように優良企業を見極めているのか?

すでに知っている方も居るかもしれませんが、ウォーレン・バフェットが好むのは「消費者独占事業」と言われる性質の事業を手がけている企業です。

ごくわかりやすく言えば、ブランド価値が高い企業や、取り扱う製品やサービスがあたかも独占企業のように市場を支配している企業です。

ウォーレン・バフェットが過去に大規模な投資をしてきた企業は、コカ・コーラ、髭剃りのジレット、ワシントン・ポストなどなど。こうした企業が、超割安で手に入るチャンスを待ち、チャンスがきたら、「ありったけの金」を注いで買いまくるのがウォーレン・バフェットの投資手法です。

この本の「基礎編」で、ウォーレン・バフェットがどのようにしてこうした消費者独占事業を見極めているのかを知ることが出来ます。「消費者独占事業を持つ企業とはどんな企業かを知ることが出来ますし、バフェット流「優良企業の見極め方」「銘柄選択方法」を知ることが出来るということです。

ここでは、消費者独占事業を見分ける8つの基準をご紹介しますね。

詳しい内容はぜひ本で確認していただくとしても、この項目名だけでもヒントになると思います。

  1. 消費者独占力を持つと思われる製品・サービスがあるか
  2. 1株当たり利益(EPS)が力強い増加基調にあるか
  3. 多額の負債を抱えていないか
  4. 株主資本利益率(ROE)は十分高いか
  5. 現状を維持するために、内部留保利益の大きな割合を再投資する必要があるか(無いならOK)
  6. 内部留保利益を新規事業や自社株買い戻しに自由に使えるか
  7. インフレを価格に転嫁できるか
  8. 内部留保利益の再投資による利益が、株価上昇につながっているか

ウォーレン・バフェットが実践している妥当な株価の算定方法とは?

ウォーレン・バフェットが優良企業に投資する際には、「可能な限り安く買う」ことを貫いています。そして、その買い値については、妥当な株価を算出して照らし合わせて判断しています。

この本の「応用編」では、「バフェットの方程式」というタイトルで、基礎編よりも多くのページを割いて、この妥当株価の算出方法を解説しています。お目当ての優良企業の過去10年間の業績数字から、将来期待できる業績数字を予想して、妥当株価を計算する方法です。

この部分が特にこの本の「肝」でして、なかなかこうした実践的なバフェット本は無いと思います。

この「応用編」では、実際にバフェットが過去に投資をした企業の投資時点での株価や業績数字を事例として取り挙げながら、妥当株価の算出方法が解説されています。なので、この計算方法を、実際に自分が投資したい優良企業に当てはめて、同じように妥当株価を算出することが可能です。

この本のとおりに忠実に数値を調べて計算をするのはかなり骨の折れる作業になりますが、やってみる価値はありますよ!

僕は実際にいくつかの企業について、妥当株価を算出しました。いくら以下なら買い、という価格を算出することが出来ます。

まとめ

ウォーレン・バフェットにまつわる本は沢山ありますが、この本は、銘柄の選び方を超実践的に解説してある本です。

基礎編で消費者独占事業の見極め方を知ることが出来ます。

応用編では「バフェットの方程式」というタイトルで、将来の成長から判断して、妥当な株価水準を算出する方法を知ることが出来ます。

原題が、「The Buffettology Workbook」というタイトルであることからわかるように、実践的なワークブックです。

株式投資をしている方、これから株式投資を始めたい方にはぜひ読んでもらいたい一冊です!

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