「休むも相場」の意味は?休む期間やどんな時に休むべきかも解説!

休んでいるネコ
休むも相場の意味は?休む期間やどんな時に休むべきかも解説!

こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!

今回は、

  • 休むも相場ってどういう意味?
  • 本当に何もしないってこと?
  • 相場を休む期間は?
  • どんな時に休むべき?

こういった疑問に答えます。

この記事を書いている僕は・・・

はりじろー(@kachilogy

株式投資を足掛け10年やってます。途中、相場を何度も休みましたが、失敗した経験も踏まえて、「休むも相場」の意味がわかりました。

Contents

「休むも相場」の意味は?

シンプルに言えば、「売ったり買ったりするだけじゃなくて、時には休む時間も必要だ」ということです。

詳しく解説していきましょう。

「休むも相場」の由来

「休むも相場」は江戸時代から伝わる相場の格言です。

その由来はどこから来ているかと言うと、江戸時代の大相場師、本間宗久の格言「売るべし、買うべし、休むべし」が元になっていると言われています。

「休むも相場」の意味をわかりやすく解説

では「休むも相場」とはどういった意味なのでしょうか?

簡単に言うと、冒頭でも書きましたが、「相場で勝つためには、売ったり買ったりするだけじゃなくて、時には休む時間も必要だ」という意味です。

株式投資をやっていると、「何かをしていないといけない気が済まない」という人がいます。
一番顕著な例が、短期的に売買を繰り返してしまう人などですね。

「俺はそんなことは無いぞ」「短期的な株価の動きには翻弄されないぞ」と思ってはいるのですが、つい、一つの取引が終わると、すぐに次の売買をしたくなってしまいます。

また、一番気をつけなくてはいけないのは、欲と感情ですね。

例えば、大きく儲けると、つい「よし!もっと儲けよう!」とすぐに次の銘柄を買ってしまいがちです。

逆に、損をしてしまうと、「早く取り戻さないと!」と慌ててしまいがちです。

こうなってしまうと、あまり良い結果には繋がりませんよね。

ではどうすれば良いのかというと、「時には休む時間も必要である」「一旦休んで冷静になることが重要である」ということです。

例えば一つの取引が終わった後には、一度売買を休みましょう。

その間に、相場全体を落ち着いて見渡したり、自分の状況を確認することで、次に何をしたら良いのかを冷静に判断することができます。

もう一度結論を言うと、「休むも相場」とは、「相場で勝つためには、売ったり買ったりするだけじゃなくて、時には休む時間も必要だ」という意味です。

「休むも相場」と似たような格言は?

「休むも相場」は有名な格言ですが、似たような格言は他にもあります。

「売るべし 買うべし 休むべし」:これは「休むも相場」の由来となったと言われる格言ですね。

「売り買い休みの三筋道」:上と同じ意味です。

「つかぬときは止めよ」:そのままですね。上手くいかないとき、ついていないときは、一旦止めろ、という戒めです。

「疑わしいときは何もするな」:これはウォール街で伝わる格言です。古今東西、伝承されている格言は同じような意味だったりするから面白いですね。

「休むも相場」とは、つまり何もしないという意味?休んでいる間には何をすればいい?

「休むも相場」と言うと、何もしないという意味にも取られがちですが、必ずしもそうとは言えません。

売買を一旦ストップするという意味であり、もちろん休養が大事ではありますが、休みながらも例えば次のような活動を継続するほうがいいと思います。

  • 相場全体の動きを観察する
  • 銘柄探しをする、候補銘柄の分析をする
  • 自分の投資ルールを見つめ直す
  • 街に出て、気になる店(投資候補として気になる店)に入ったりして繁盛しているか観察する
  • トレンド、世の中の流れにアンテナを立てて情報収集をする
  • 投資の知識のインプットをする
  • 次の投資のための資金を準備する

僕は「休むも相場」どころか、本業の忙しさなどを理由に何年も相場から離れてしまったことがあります。

その間には、やはり大きなチャンスを逃したりしています。

これは、本当に失敗だったなあと思っています。

なので、「休むも相場」は、「何もしない」という意味だと簡単に決めてしまうのは良くないんじゃないかなと思います。

少なくとも、相場から離れてはいけないと思っています。

売買はせずとも、上記のような活動を淡々と続けるほうが良いと思います。

「休むも相場」で休むと決めたら、どれくらいの期間休むべき?

「休むも相場」ということで、休むと決めたら、どれくらいの期間休むべきでしょう?

これは具体的に「何日」「何週間」という決まりがあるわけではないです。

「うまくいかない取引のあとは、4、50日休むべし」という格言もありますが、この日数も「例えば」という意味でそれほど深い意味は無いように思います。

どれくらいの期間休むべきかは、その時の状況によりますが、目安としては、以下のような状況になれば売買を再開すれば良いのではないかと思います。

  • 冷静になって相場全体を俯瞰して充分見つめることができたら
  • 自分の投資ルールをじっくり見直し終わったら
  • じっくりと候補銘柄の分析が終わったら
  • 自分の決めたルールの範囲で、チャンスが来たら

具体的に何日、という決まりはなく、感覚的な部分もあるかもしれませんが、上記のようなことを目安にしてもらえれば良いと思います。

「休むも相場」に適しているのはどんな時?

では、どんな時に休みを入れると良いのでしょうか?

「休みも相場」に適しているのはどんな時かというと、下記のとおりと考えます。

  • なんか上手くいかない、と思ったとき
  • 何らかの「間違い」に気づいたとき
  • いつの間にかポジションが大きくなりすぎて、四六時中株価が気になってしまう状態になってしまったとき
  • 大きく損をしたとき
  • 大きく儲けたとき
  • 相場の方向性がわからなくなったとき

より保守的に考えれば、一つの取引ごとに休んだほうがいい、という考え方もあります。

まとめ

今回は、

  • 「休むも相場」の意味について、由来や似たような格言も交えて解説
  • 休んでいる間にやるべきこと
  • 相場を休む期間の目安
  • 「休むも相場」に適している時

という内容をお届けしました。

売ったり買ったりし続けるのではなく、時には休むことも大事ですね。

ではまた!

P.S.

株式投資で儲ける方法を、こちらの記事でまとめています!

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