こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!
2022年は円安ドル高が進んでいます。
特に3月以降の円安ドル高の進行のスピードは相当早かったですね。
円安ドル高により、メリットもデメリットもあるわけですが、今回はアメリカ留学に与える影響と対策について書きます。
なぜアメリカ留学について書くかというと、長男が8月からアメリカの大学に留学するからです。実際に我が家において発生した問題と、その対応策を記事として書いておくことで、他の人の参考になるんじゃないかな、と。
もともとアメリカには短期でもいいから留学したい、とのことだったのですが、途中で「やっぱり4年生の大学に行きたい」との強い希望があり、アメリカの4年制大学に編入することになりました。8月より、アメリカの大学の2年生として編入するため、渡米します。
そんなこんなでバタバタしていたわけですが、その間に、留学準備に関連してお金のさまざまな問題を解決したり、整理したりしてきたので、その辺りをこれからブログで順次発信していきます。
前置きが長くなりましたが、そんなわけで今回は円安ドル高によるアメリカ留学への影響とその対策方法について書いていきます。
Contents
円安ドル高によるアメリカ留学への影響は?
これはもう為替のことがわかる人にとってはわかりやすい話なのですが、シンプルに、かかる費用が高くなります。
アメリカ留学にかかる費用というと主なものとして、学費・寮費・食費(学食)がありますが、これらは全てドル建てで支払うことになりますので、円安ドル高によって高くなってしまいます。円の価値がドルに比べて安くなってしまっているからです。
例を挙げて考えてみましょう。
アメリカ留学にかかる、学費・寮費・食費が1年間で30000ドルだとします。
2021年8月ごろは、1ドル=約110円程度でしたので、日本円に換算すると330万円です。
対して、今年2022年7月現在、1ドル=135円を超える相場になっています。
もっと円安が進んだ瞬間もありましたが、ここでは135円として考えます。
この場合、同じ30000ドルを日本円に換算すると、405万円です。
実に75万円もアップしていることになります。
円安ドル高で高騰する学費・生活費への対策
為替そのものの動きに対しては、個人でどうこう出来ることではありませんよね。
出来ることといえば、今後も円安ドル高のトレンドが続くとした考えた場合に、どの対策をすることだけです。
具体的には、
- 資金の一部を少しづつドルに変えていく(円を売ってドルを買う)
- 学校への払い込みを早めに行なう
基本的にはこれだけしか手の打ちようがなさそうです。
プロの人や為替の専門家でさえ、「為替はこれからこうなる」と確かなことは言えないものです。
基本的には私は、「どっちに転んでも大きな痛手が無いようにしておこう」という考えで、手を打ちました。
目先、ドル高のトレンドも一服するかもしれませんが(そんな気配がしているのですが)、私がこれまでに実行したのは、下記のとおり。
手持ちの学費資金の半分程度を何回かに分けてドルに換金する
トータルで、3年分の留学資金のうちの半分はドル資産で準備しておけるようにしました。
1年分程度はすでに以前からドル建ての資産があり、そちらを充当させることに決まっています。
もう1年分は、奨学金を充てることになっています。
※以前、奨学金は借りるべきかどうかを検討した上で奨学金は借りない方針であるという記事を書きましたが、当時とは変わってアメリカの4年制大学に進学することになったため、本人の覚悟のためにも奨学金を利用することにしました。
そして残りの1年分が手持ち現金ですが、この手持ちの現金のうちの半分をドルに換金しました。
これでちょうど、トータル3年分のうち、半分程度はドル建てで持っていることになります。
学校への払い込みを早めに行なう
大学によって事情が違うと思いますが、長男が進学する大学は、最初の半期の学費等の一部をデポジットとして先に払う必要がありました。具体的には9000ドルです。
先行して払えるということだったので、それを知った時点で(本当はもっとドルが安い時に払いたかったのですが)なるべく早く払い込みをしました。
為替も今後どちらに動いていくかはわかりませんが、トレンドとしてはドル高方向だったので、とっとと払い込みを済ませて、支出を確定したということです。
まとめ
今回は円安ドル高によるアメリカ留学への影響とその対策方法について書きました。
今後のドル円レートがどちらの方向に行くかは、なかなか読むことは難しいです。
2022年は円安ドル高でここまで進んできましたが、アメリカの景気の見通しが思わしくない状況も見えてきて、利上げ幅が縮小されていきそうな匂いもします。そうなると、ドル高も一服、場合によっては円高に振れていく可能性も出てきています。
いずれにしても、「どっちに振れても、それなりにまあまあ」なスタンスを取るしかなく、ことアメリカ留学となれば、かなりの出費となりますので、少しでも対策を打っておくことが良いと思います。
では!
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