奨学金は使わないといけない?使わなかった分はどうすればいい?

黒板と電球

こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!

奨学金をすでに借りている人や、これから借りようと検討している人の中には、

  • 奨学金を借りたら、必ず使わなくちゃいけないの?
  • 奨学金を使わないで、貯金してもいいの?
  • 奨学金が余った場合、使わなかった分はどうすればいいの?

といった疑問を持っている人も多いと思います。

今回は、こういった疑問に答えます。


僕自身(FP2級、AFP)、長男の進学の関係で奨学金については様々な検討をしてきました。

その経験をもとに、書いていきますね。

なお、奨学金を借りるべきかどうか悩んでいる人は、こちらの記事もぜひ参考までに読んでみてください。

Contents

借りた奨学金は必ずしも全額使う必要はない

奨学金を借りたら、全額使う必要があるの?という疑問を持つ人も居るようです。

結論から言うと必ずしもその必要は無いと思います。

理由は、そもそも借りる時点では、実際に奨学金をどれくらい使うことになるのか正確な予想がつかないからです。

結果的に、全額は使わずにどうにかなったという場合も大いに考えられますね。

アルバイトもするでしょうし。親の収入が上がる場合もあるでしょうし。

「奨学金は必ず使う必要があるの?」という疑問があるのは、おそらくモラル上のことを気にしている人だと思います。

特に給付型の場合は尚更そうでしょう。

奨学金制度そのものの詳しい説明はここでは省略しますが、奨学金には返済の必要が無い給付型と、返済する必要がある貸与型があります。

給付型の場合は、奨学金を貰っているわけですから、「全額使わないといけないのでは?」という気になるのかもしれません。

ただ、給付型の場合は親の所得制限も厳しめであり、成績優秀な学生に認めれる制度なわけです。

もし、理由があって結果的に奨学金を全額使わないでも済むのであれば、それに越したことは無い気がします。

結論
奨学金は必ずしも全額使う必要はない

奨学金を使わないで、貯金してもいい?

「じゃあ、奨学金を使わないで貯金に回してもいいの?」という話になりますね。

結論としては、「奨学金は学費に使って、その代わりに浮いたお金を貯金に回した方がいい」です。

奨学金はあくまで学費の支援目的なので、奨学金をそのままスルーで貯金しておくというのはなんだか話がおかしいですね。

ちょっと複雑ですが、モラル的にも正しいのは、奨学金を借りたにもかかわらず金銭的に余裕がある場合には、まず奨学金から学費を出して、他のお金はしっかりとっておく、ということになります。

まあ家計全体で見ると同じ「箱」の中で出入りしているわけなので同じと言えば同じですが。

結論
奨学金をそのまま貯蓄するのは微妙。
奨学金自体は学費に使って、その代わりに浮いたお金があれば貯金に回そう。

奨学金が余った場合、使わなかった分をどうすればいいの?

「結果的に奨学金を全額使う必要が無くなって、使わなかった場合はどうすればいい?」という話ですが、結論はシンプルで、貯蓄しておきましょうということです。


投資という手もありますが、ここでは省きます。


貯蓄してどうするの?という話ですが、目的は大きく二つ。


あたり前ですが卒業後には返済が待っているわけですので、それに備えるのが一つ。


もう一つは、卒業後の新たな生活の中で、思いがけずまとまったお金が必要になった時のための備えにすることです。


結論:
奨学金が結果的に余った場合、使わなかった分は貯蓄をしよう。

まとめ

今回は、奨学金は使わないといけない?使わなかった分はどうすればいい?というテーマについて書きました。


まとめると以下のとおりです。

  • 奨学金は必ずしも全額使う必要は無い。
  • 奨学金をそのまま貯蓄するのは微妙。
    奨学金自体は学費に使って、その代わりに浮いたお金があれば貯蓄に回そう。
  • 奨学金が結果的に余った場合、使わなかった分は貯蓄をしよう。

最後に、余談といえば余談ですが。

長男は、高校卒業後の進学(専門学校)の後、さらに海外留学を目指しています。

これ、少し前までは計画してなかったんで、現在、我が家のライフプランを血眼になって見直し中です。

留学ってめちゃめちゃ金がかかりますよね。つい一年前には想定外でした・・・。

特にアメリカの大学への留学となると、目玉が飛び出るような費用がかかります(お金持ちなら関係無いかもですが)。

そんなこんなで、海外留学に際しては奨学金を上手に活用したプランも考えようと思っています。

アメリカ留学

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