こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!
2022年の終盤、それまで円安だったドル円の為替相場が、急激に円高に振れました。
FXや外貨預金で、米ドルを買っていた人の中には、損失を出している人も結構いるのではないでしょうか?
今回は、FXや外貨預金で買った米ドルで損をしている人は、売るべきか?ということについて書いていきます。
2022年終盤からの円高。これ、いつまで続く!?
2022年は、秋まではずっと円安ドル高の年でした。
個人的な話としては、この為替の動きにピリピリしていました。
もちろん、単純に株式投資と関係があったり、日々の生活への影響を考えていたというのもありますが、8月には長男のアメリカ留学が控えていたからです。
留学も短期ではなく正規で、2年次からの編入ということで、短くとも3年ほどアメリカで過ごすことになります。
そうなると、ドル高の進行は恐怖でした。
日本で働きながら、ドルで留学費用を支払うわけですから当然です。
そこで、ドル資産を少しづつ増やすことを始めました。
実はもともと、米国ドル建て終身保険を保有しており、ある程度のドル資産はありました。随分昔に払い込みは終わり、運用だけしていた格好です。
なので、留学費用が苦しくなれば、どこかの時点で解約して解約返戻金を学費に充てるつもりでした。
しかし、少なくとも今年の夏くらいの時点では、ドル高のトレンドは当面続きそうな気配がしており、保険以外にもドルを保有した方が良いだろう、と考え、外貨預金とFXで並行してドル資産を積み増しました。
とはいえ、相場に絶対はないので、あまり大きなポジションは作っていません。買う時も少しづつ、時間を分けて買っていました。FXの方はレバレッジはかけずに1倍でドルを買っていました。
そこへきての10月以降の相場の転換です。
急速に円高が進みましたね。
結構、ここで焦った人も多いんじゃないでしょうか。
僕も焦りました。
流石に天井となった150円で買ったりはしていませんが、正直、140円台でも買っていましたからね。
そして、忙しかったこともあってその後の円高にうまく対応できず、「どうなるのかな」と思っている間に、先日の日銀黒田総裁のサプライズ。
さすがにさらに焦りました。
一方で、「これで学費は楽になる」とも思いながら。
そう、長期的には円高の方が学費の支払いは楽になるからです。
基本的に日本で働いている限り、今後も収入は円で入ってくるわけですから、アメリカの大学に学費を納入することを考えれば、円高の方がありがたいわけです。
ただ、すでに買ってしまったドルはどうしよう?って話です。要するに、損失が出ているわけです。
米国ドル建て終身保険も、今になれば「150円の時に解約しちゃえば良かった」という話なわけです。
FXや外貨預金で買った米ドルで損をしている人は売るべき!?
さて、どうするか。
僕と同じ状況の人も結構いるんじゃないでしょうか。
円安ドル高が進み、150円に近い頃に、ニュースで流れていたのは次々に両替所でドルを買う人たちの姿でした。街の両替所で外貨を買う時点で、結構な手数料を払っているのでそれもどうかと思うのですが。
とにかく、現在、高いところでドルを買ってしまって、損失が出ている人が結構いるんじゃないかって話です。
この先相場がどうなるか、なんて確実な予言をするのは専門家でも難しい。ですが、2023年にかけては円高トレンドである可能性のほうが高そうに思えます。
かねてより、ドルを買う際にも「一応、円安か円高かどっちに振れても大丈夫なようにしておく」としてきました。なので、大きなポジションを作っていません。ですが、損失は損失です。
僕は、米ドルの一部をすでに売り、円に戻しました。一部については損失確定ですね。FX口座で運用しているほうの米ドルです。
FXに慣れている人は売りを仕掛けていくなんてことをしているのでしょうが、僕は全然FXはやりませんし、単に外貨預金の口座としての利用ですので、そういったことはやりません。
もし、同じようにドルを保有している人がいて、為替レートが毎日気になって仕方ないくらいでしたら、ポジションを軽くするほうが精神的にも楽なのでは?と思います。
まとめ
もちろん、この先の相場がどうなるかはわかりません。
長期的には円安ドル高の方向性という向きもありますし。
このあたりは、保有している資産全体の構成で考えるほうが良いかもしれませんね。
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