増配株とは何?高配当株との違いや増配株で儲けられる理由を投資家FPが解説。

増配株とは?
増配株とは?増配株で儲けられる理由を解説。

こんにちは!はりじろー(@kachilogy)です!

この記事では、

  • 増配株って何?
  • 増配株と高配当株の違いは?
  • 増配株は儲かるの?

こういった疑問に答えていきます。

なるべくわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

それではどうぞ!

増配株とは


増配株とは、年々配当金が増えていく銘柄のことです。もう少し詳しく、順を追って解説しましょう。

株を買うということは、つまり、その企業に対して出資者としてお金を出したということです。

そして企業は、そのお金を使って事業活動を行います。その結果、利益を出すわけです。

最終的に残った利益(税引き後利益)をどうするかというと、企業は内部留保するか、もしくは株主へ還元します。この株主に還元するお金が配当金です。

税引き後利益からどれくらいの割合を配当金に回すか(配当性向といいます)や、配当金の額、配当金を支払う頻度は企業により様々です。

そして、業績が良かった場合や、株主還元策として、企業は配当を増やすことがあります。これを「増配」といいます。

増配株は、一般的にこうした増配を頻繁に行う企業や、年々連続して増配している企業の株のことをいいます。

特に長年増配が続いている株は「連続増配株」と言われ、投資先候補として人気です。

増配株と高配当株との違い


増配株は年々配当が増加する株のことをいいますが、高配当株は「配当利回り」が高い株のことをいいます。

配当利回りとは、配当金が株価の何%なのか、を示したものです。株の購入額に対して、何%のリターンを配当として受け取れるかを単純に表したものですね。

例)株価1000円 配当金30円 の場合、配当利回りは3%

ちなみに東証1部全銘柄の予想配当利回りの平均(加重平均)は、2.03%(2021年10月21日現在)です。これを一つの目処として考えると、配当利回り3%を超えている銘柄が、高配当株と言えそうです。

「じゃあ高配当株の方がいいじゃん!」と思うかもしれませんが、単に配当利回りを比較するだけで株を買うことには注意が必要です。

なぜなら、高配当株には、「罠」があることが少なくないからです。例えば、単純に配当金額が変わらないまま、株価が低迷している場合も、配当利回りは高くなるからです。

例)株価1000円 配当金30円 の場合、配当利回りは3%。この株が株価600円に下がった場合は配当利回りが5%になる

これは「割安」とも言えますが、株価が下がった理由が業績の低迷が続いていることなどであれば、そもそも投資先として有望とは言えない場合も出てきます。

場合によっては業績の更なる悪化により減配や、最悪の場合は倒産などもあり得ますので注意が必要です。

増配株は儲かるのか

結論を先に言うと、増配株は最も有望な投資先と考えられます。なぜなら、株の値上がりも、配当収入のアップも、両方とも期待できるからです。

言い換えると、キャピタルゲインとインカムゲインの両方が狙えるということですね。具体的には下記のとおり。

増配株は、業績がずっと好調である場合が多く、株価の上昇も期待できる

年々増配を続けるということは、業績が好調な状態が続いていることを意味します(中には無理に増配を続けていることもあるかもしれないので、そこはちゃんと業績もチェックが必要です)。

株価は短期的には需給に影響を受けますが、長期的には業績に連動するものです。よって、長期的にみて市場平均以上に株価が上昇していくことが期待できます。

加えて、増配株へ投資している投資家は、長期で保有することも多いはずで、市場全体が下落した場合も、株価の下支えとして機能することが多いと言われます。

こうして株価の上昇も期待できるということで、もし将来的に売却する場合にも、しっかりとキャピタルゲイン(売却益)も狙えます。

増配によって配当収入が年々増えていく

年々配当が増えるということは、実はものすごい効果があります。

一つは、配当が増えるたびに、必然的に配当利回りが上がるということです。具体的にご説明しましょう。

例)A社の株価と配当金の推移  

2021年 株価1000円 配当金20円  

2022年 株価1200円 配当金24円  

2023年 株価1400円 配当金28円  

2024年 株価1600円 配当金32円  

2025年 株価1800円 配当金40円  

この場合、もし、2021年に1000円でA社株を買って持ち続けた場合、2025年末時点までの累計の受け取り配当額は144円。  

これを購入した1000円で割ると、なんと利回りは14.4%!

上記のような感じですね。

それぞれの年での配当利回りは変わらなくても、業績が好調で株価も値上がりしていけば(実際にはこんなにシンプルではないですが)、買い値ベースで計算すれば、利回りは驚くほど高くなります。

そして、こうして得た配当金を更に再投資していけば、複利の効果でどんどん資産も増えて、配当収入もまた生み出せますね!

このように、増配株は最も有望な投資先と考えられます。

まとめ:増配株投資でどんどん儲けよう!

今回は、

  • 増配株とは何か
  • 増配株と高配当株との違い
  • 増配株は儲かるのか

ということについて、具体例も交えて解説しました。

僕は基本的には、業績が良く、割安で、長期的にチャートが上向いている企業の株を買う、というルールでこれまで運用してきました。ですが、増配株の魅力に遅ればせながら気づき、「連続して増配傾向である」というルールを追加しました。

株の選び方

さらに、これまではどちらかというとキャピタルゲイン重視でしたが、インカムゲインとして「受け取り配当の累計」を最大化することを重視することにしました。これにより、「損切り」という売りルールを無くすかもしれません。これまでは株を売るタイミングについても目安を設けていましたが、「基本的には売らない」ルールへの変更です。

お金のイラスト

増配株投資でどんどん儲けよう!

では!

2件のコメント

増配株についてなんともぼんやりとした理解だったのですが、ご説明でよくわかりました。おかげさまですっきりしました。今後ともよろしくお願いします。

ころのりさん、ありがとうございます!
なるべくわかりやすく書こうと思って書きましたので、すごく嬉しいです!
今後ともよろしくお願いします!

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