株を売るタイミングとは?何パーセントの利益を目安に売るべき?

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  • 株を売るベストなタイミングを知りたい
  • 利益が何パーセント乗ったら売るべき?

こういった疑問に答えます。

この記事では、株を売るベストなタイミングについてや、利益が何パーセント乗ったら売るべき?という考え方について書いています。ぜひ参考にしてみてください。

Contents

株を売るベストなタイミングはいつ?

まず前提として、株を売る時とは、予め買うときに決めていた「こうなったら売る」というルールに合致した時であるべきです。売りのルールを定めずに買うのは失敗の元となるので避けましょう。

株を売る時、「こうなったら売る」というルールは、実は大きなくくりでシンプルに整理すれば、3つしかないと考えます。それは以下の通り。

1、買った理由が崩れた時

そもそも銘柄を買う理由があったはずですよね。その理由が崩れた時には売るタイミングであるということです。

例えば、その銘柄について「当面は収益が年率20%で成長していく」と思って買ったのであれば、それに陰りが出た時が売り時ということになります。

あるいは、テクニカル面での評価もあります。ある移動平均線に沿って上昇すると判断して買ったのであれば、その移動平均線を割り込んだ時が売り時ということになります。

2、目標株価に達した時

株を買う場合は、買う前の検討段階で「いくらまで上昇しそうか」という予想株価を計算して、その株価を目標株価として設定するはずです。

そうして設定した目標株価に達した場合には、売り時ということになります。ただし、もしその銘柄を買った理由が、「上昇トレンドが今後も続くと予想される」という理由であれば、トレンドが継続する限りは保有すべき、というのが僕の考えです。

なぜなら、当初に設定した「買いの理由」がまだ継続しているからです。

3、他にもっと良い銘柄が出てきた時

僕も含めてほとんどの個人投資家にとって、株式投資の資金には限りがありますよね。なので、もし今保有している銘柄よりももっと良い銘柄が出てきた場合には、保有している株を売却して、乗り換える必要が出てきます。

上記、1〜3のいずれかに合致した時が、株を売るタイミングということになります。

で、この中で一番「嬉しい」売り方としては、当然、「2、目標株価に達した時」ということになりますね。いわばこれがベストなタイミングと言えるでしょう。

もっと嬉しいのは、目標達成後も上昇トレンドが継続している場合で、この場合は(繰り返しますが)保有すべきです。

その場合は目標株価や損切りポイントも切り上げていくほうが良いでしょう。ただし、あまりにも短期的に上がりすぎて過熱感がある場合は、一度売ったり、持ち株を少なくする方が安心です。

利益が何パーセント乗ったら株を売るタイミング?

では、利益が何パーセント乗ったら売るべき?ということを考えてみましょう。

上記で書いたとおり、積極的に株を売る場合というのは、「2、目標株価に達した時」となりますので、そのケースで考えていきます。

結論から言うと、定めた目標株価次第、ということになります。

目標株価は買う前に決めるべきで、将来の予想一株益と想定PERを掛け合わせて自分で定めることになります。

いくらまで上がりそうだな、という予想株価を目標株価として設定すれば、その価格と現在の買値との比較で最初から売った場合の利益のパーセントが出ているはずです。

つまり、利益が何パーセント乗ったら売るべき?ではなく目標株価に対して、今の買値であれば何パーセントの利益が取れるかは、先に決まっているということです。

言い換えれば、欲しい利益率が望めない投資であれば見送るべきということになります。欲しい利益率というのはそれぞれの投資方針次第ということになります。

ただ、とはいえ目安を知りたい!というのであれば、これは個人的な経験に基づいた意見ということを前提に書いておきますね。

個別株への株式投資では、全ての取引で儲けることははまず無理で、小さな損失をたくさん出しながらも、いくつかの取引で大きく勝つ、という戦略を取ることになります。

よって、勝つ場合には(安全な範囲で)少しでも大きく利益をとるべき、ということになります。失点をカバーして有り余る得点が必要というわけです。

なので、「10%は値上がりしそう」というような銘柄では心許ないですね。30%や50%、倍になりそう、という銘柄であるべきでしょう。よって求める利益もそれくらいのパーセントとなると思います。それでもトータルでは、随分控え目な数字になるはずなので。

まとめ

今回の記事をまとめると・・・

  • 株を売る時というのは、シンプルに整理すると以下の3つ。
  1. 買った理由が崩れた時
  2. 目標株価に達した時
  3. 他にもっと良い銘柄が出てきた時
  • 利益が何パーセント乗ったら株を売るタイミングかは、設定した目標株価により最初から決まっている。あえて目安を言うなら、30%や50%、倍などであるべき。

株を売るタイミングというのは難しいですよね。

ぜひ、最初に決めたルールを厳守しましょう。

いかに感情とは切り離して機械的に売却できるかがコツだと思います。僕もそんなふうに心がけています。

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