2月10日引け後に、荏原実業の2020年12月期決算が発表されると共に、2021年12月期の業績予想の増額が発表されました。
祭日を挟んで、2月12日はこれにより株価が急伸し、ストップ高となりました。
僕は昨年末に一度保有した後、年始に一度売却、その後すぐに買い戻しをして保有していました。政策的にも追い風の銘柄であり、業績も順調、割安だったため「これは持っておくべき」と考え、1月の初めに買い戻した格好になっていました。
しばらくは冴えない値動きが続いていましたが、「何かきっかけがあれば上がるはずだ」と思っていたので、それが報われてホッとしています。
Contents
荏原実業、2020年12月期決算の内容は?2021年12月期業績予想は?
証券会社のサイトより引用です。
荏原実業が急反発し、一時630円高の4750円を付けている。10日引け後、21年12月期の連結業績予想を発表。増収増益見通しに配当の増額計画を示し、好感された。
21年12月期業績は、売上高330億円(前期比9.1%増)、営業利益34億円(同5.8%増)を予想。多発する自然災害に備え、雨水排水・耐震化・遠隔監視などの需要の高まりや、更新期を迎えた上下水道設備の取り替え需要なども想定され、事業環境は比較的堅調に推移するとみている。配当は、中間期70円(前期実績30円)、期末70円(同80円)の合計140円(同110円)に増額する見込み。
20年12月期決算は、売上高が302億5000万円(前期比6.4%増)、営業利益が32億1400万円(同58.8%増)だった。
午前9時45分時点の株価は、10日終値比555円高の4675円。
[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2021-02-12 09:46)
ちなみに1株益は2020年12月期が369円。2019年の229円からは実に61%のアップです。
2021年会社予想では398円となっています。
荏原実業の事業の注目ポイント
荏原実業はそれほど目立つ会社ではなく、どっちかというと地味な印象ですよね?
ですが、荏原実業が展開している事業は、日本の課題を解決していくようなものばかりです。政策とも相性が良い事業です。
引用したニュース文面にも記載していますが、自然災害に備えた雨水排水・耐震化、遠隔監視など。また上下水道設備の取り替え需要なども注目です。コロナ向けの除菌・陰圧装置なども手掛けています。
さらには、先日経産相がアンモニアの火力発電における使用量を2030年に年300万トンにするとの目標を掲げています。荏原実業は水と空気からアンモニアを合成する技術を持っており、これも注目です。何せ、「政策に売りなし」ですので。
荏原実業の今後の株価は?
荏原実業の株価は今後どうなるのでしょうか?
詳細はチャートを見ていただければと思いますが、2020年に入ってからコロナ禍と共に上昇しているのがわかります。
2月12日のストップ高で大きく値上がりしたものの、それでもPERは15倍です。
ここから新規に買うかどうかは判断が難しいところです。急騰したので一旦は下がる可能性がありますので、そこを拾うのも手でしょう。
業績と事業の内容に裏付けられた根拠ある上昇だと思うので、今後も長い目で見れば、(市場全体に何かが起こらない限り)上がっていくのではないかと予想しています。
まとめ
今回は荏原実業の2020年通期業績、2021年業績予想、そして事業上の注目ポイントと株価の予想について書きました。
ちょっとあまりに急騰したので、ドキドキしていますが、売る理由が発生しない限りは保有を続けようと思います。
なお、株を売る理由やタイミングについてはこちらの記事を読んでみてください。
株で稼ぐ方法をまとめた記事はこちら!!
↓↓
※投資は自己責任にてお願いいたします。
コメントを残す